皆さんは八丈島がどんなところか知っていますか?
聞いたことはあるけど、詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか。
そんなのもったいない!ということで、八丈島好きの筆者が八丈島の魅力をご紹介します。
八丈島の基本情報
八丈島は東京都
八丈島は伊豆諸島にあり、東京都の島です。
伊豆七島の中では一番本土から遠く、船だと日帰りでは行けない距離にあります。
羽田から飛行機で55分!
八丈島は、東京から一番近い南国の島と言われています。
羽田空港から55分なので、離陸して、ベルト着用サインが消えて、ちょっとゆっくりしたらもう着陸態勢に入っているくらいの感覚です。
就航しているのはANAのみです。乗り継ぎが必要な方はこちらから検索できます!
また、船でもアクセス可能です。
飛行機よりリーズナブルに行けるのが魅力ですが、東京・竹芝桟橋から片道10時間20分と長旅になります。
八丈島は常春の島
八丈島は亜熱帯気候で、常春の島と言われています。
亜熱帯気候とは言っても夏は都心より涼しく、過ごしやすいのが特徴です。
ただし冬は最低気温が10度を下回ることもあるので、冬に行く際はしっかり防寒対策をしましょう!
八丈島の魅力その① 自然のスケールが大きい
八丈島は小さな島ですが、自然がいっぱいで、ダイナミックな景色を楽しむことができます。
普通の道路を走っていても、眼下にものすごいジャングルが広がっていたり、どこまでも広がる海が見えたりします。
もちろん海の中もすごいです。きれいな熱帯魚はもちろん、なんとウミガメやクジラなどにも出会えます!
特にクジラは冬期だと陸上からもかなりの高頻度で見ることができます。
実際私も11月に八丈島のカフェ「コーヒーハウスLL」からクジラの親子を見ることができました!
クジラを見たときの旅のコースはこちらの記事でご紹介しています。
八丈島の魅力その② 食べ物がおいしい
島寿司
八丈島の島寿司は醤油ベースのタレに漬けられたネタと、甘めの酢飯、ワサビではなくからしを使っているのが特徴です。
江戸前寿司とは違ったおいしさがあり、島なのでネタが新鮮で、とろける食感です。
島寿司のお店は八丈島にいくつかありますが、実際訪れて特においしかったのが「すし処銀八」さん。
どのネタも全部おいしくて、普段比較的小食な私でも1.5人前をぺろりと食べてしまいました!
明日葉
八丈島に行ったらぜひ食べたいのが明日葉。
栄養素が豊富で、健康にいいのはもちろん、少しほろ苦くて大人の味なのも魅力です。
八丈島で明日葉は何度も食べましたが、個人的に一番好きなのは「名代一休庵」の明日葉うどん。
サクサクの明日葉天ぷらが添えられていて、のどごしもつるんとしており本当においしいです。
くさや
八丈島のくさやは、数あるくさやの中でも匂いがマイルドだと言われています。
くさやを食べてみたいけど匂いが怖い・・・という方は、八丈島でくさやデビューするのがおすすめです。
明日葉とマヨネーズで和えたものや、アヒージョなど食べやすい料理もありますよ!
くさやのアヒージョは「藍ヶ江水産 地魚干物食堂」さんのものがおいしかったです。
八丈島の魅力その③ 個性豊かな温泉
八丈島は火山があることもあり、温泉が7つもあるんです!
その中でも個性豊かな温泉を3つご紹介します。
みはらしの湯(末吉温泉)
島民の方が一番おすすめする(筆者調べ)のがこちら、みはらしの湯。
その名の通り、みはらしがとても良く、太平洋が一望できます!
21時半まで営業しているので、温泉から満天の星空を見ることもできるそう(すごい)。
裏見ヶ滝温泉
こちらは島内唯一の混浴温泉ですが、水着着用なので安心して入れます。
家族みんなで温泉に入りたい場合はこちらがおすすめですよ。
ジャングルのような森の中にあるので、八丈島っぽさを一番感じる温泉でもあります。
足湯きらめき
こちらはドライブの途中でも気軽に入れる無料の足湯です。
目の前に海が広がる絶景で、なんとクジラが見えることもあるんだとか!
望遠鏡を持っていって、ここで温まりつつクジラ探しをするのもおすすめですよ。
八丈島の魅力その④ 焼酎のレベルが高い
実は八丈島は小さい島ながら4つの蔵元があります。
八丈島の焼酎の起源は、江戸時代に流人として八丈島にやってきた薩摩藩出身の丹宗庄右衛門が、さつま芋で作る焼酎を伝えたことだと言われています。
ということで筆者が八丈島で飲んでおいしかった焼酎をご紹介します!
情け嶋
とにかく飲みやすいです。麦、芋、芋麦があり、麦焼酎は麦麹を使っているそうです。
筆者は情け嶋を飲むまで焼酎が嫌いだったのですが、情け嶋のおかげで焼酎が好きになりました。
焼酎が苦手な方にもぜひ飲んでほしいです!
ジョナリー
ホワイトオーク樽で熟成しているため、風味がウィスキーのような珍しい焼酎です。
少し甘みがあり、樽の香りが口の中でふわっと広がります。
焼酎好きの方だけでなく、ウィスキー好きの方もきっと気に入るはず。
ちなみに「ジョナリー」は坂下酒造の奥様のお名前だそう。
まとめ
魅力がいっぱいの東京から一番近い亜熱帯の島・八丈島。
大自然やグルメや温泉、焼酎が好きな方はきっと好きになる、魅力的な島です。
八丈島に行きたくなった方はこちらの記事を参考に、ぜひ行ってみてくださいね!
また、八丈島に飛行機で行く際、乗り継ぎが発生する方はNAVITIME Travelが探しやすくておすすめですよ。
もちろん乗り継ぎなし(羽田発着)も探せます。
最後までお読みいただきありがとうございました!