2023年7月に運行が始まったスペーシアX。
この記事では、スペーシアXプレミアムシートの詳細や乗車した感想などをご紹介します!
スペーシアXとは

2023年7月15日から運行が始まった東武鉄道の新型特急です。
浅草〜日光・鬼怒川を結ぶ特急として以前から運行しているスペーシアをさらにパワーアップさせた、乗るだけで楽しい特急電車となっています。

ロゴも現代的でかっこいいです。

車窓は六角形で、鹿沼などの伝統工芸からインスピレーションを得ているそうです。
車両自体がシンプルでかっこいいからか、老若男女色々な国籍の方が熱心に写真を撮っていました。
座席のタイプ
座席は6種類あります。
今回は②のプレミアムシートについてご紹介します。
①コックピットラウンジ(1号車)
②プレミアムシート(2号車)
③スタンダードシート(3〜5号車)
④ボックスシート(5号車)
⑤コンパートメント(6号車)
⑥コンパートメントスイート(6号車)
停車駅
浅草から日光・鬼怒川温泉を結ぶ下記の駅に停車します。
下今市駅が分岐点となっており、下今市→東武日光と続くパターンと、下今市→東部ワールドスクウェア→鬼怒川温泉と続くパターンの2種類があります。
- 浅草
- 東京スカイツリー
- 北千住
- 春日部
- 栃木
- 新鹿沼
- 下今市
- 東武日光
- 東武ワールドスクウェア
- 鬼怒川温泉
料金
プレミアムシートに乗車した場合、浅草から東武日光までの料金は特急料金と運賃合わせて3,920円でした。
スタンダードシート+580円でプレミアムシートに変更できるので、JRのグリーン車より安いです!
特急料金(プレミアムシートの場合) | 2,520円 |
運賃 | 1,400円 |
合計 | 3,920円 |
スペーシアXプレミアムシート乗車記
プレミアムシートのご紹介

プレミアムシートは前述したように、2号車にあります。
2列、1列の計3列なので、計4列のスタンダードシートより広々としています。

座席はバックシェル構造といって、あらかじめリクライニングする分の余白が取られているので、後ろの人を気にせず好きなだけリクライニングできます。
逆に言うと、前の座席の人が限界までリクライニングしてきても全く不便がありません!

リクライニングは肘置き部分にあるボタンで操作できます。
また、読書灯も備え付けられています。
車内が明るいので使っている人は見かけませんでしたが・・・

もちろんコンセントもあります。
2列席は隣の座席のコンセントとの距離が近いので、あまり大きなものを差し込むと迷惑になりそうです。

テーブルはボタンがある方の肘置きを開けると出てきました。
PC作業も十分できる大きさでした。

ただ、筆者はテーブルの存在に気づかず、浅草駅で買ったお弁当を「食べにくいなー」と思いながら手で持って食べました。

ちなみに、スタンダードシートの座席はこんな感じです。
新幹線の普通席のような感じで全く問題はないのですが、プレミアムシートの方がやはりテンションが上がります。
車内カフェ(GOEN CAFE)
1号車にカフェがあります。
コックピットラウンジ以外に乗車の場合は、カフェ利用に整理券が必要です。
整理券は座席ポケットのQRコードから読み取ったサイト上でのみ発行できます。
先着20組程度までしか利用できないので、利用したい方はあらかじめQRコードを読み取っておき、整理券の配布開始と同時に取得できるように準備しておきましょう!

メニューはこんな感じです。
カフェといっても席はなく、買ったものは自分の座席でいただきます。

私は日光ラガーとクラッカーを購入しました!
朝ビール、最高です!
荷物置き場

車両の端の方に荷物置き場がありました。
ロックもかけられるので安心ですが、1車両に6つ程度しかなかったので利用したい場合は早めに確保しましょう!
スペーシアXプレミアムシートに乗った感想
浅草から東武日光まで1時間50分と短い間ではありましたが、スペーシアXは新しく綺麗で、カフェもありとっても楽しい移動時間でした。
コンパートメント席やボックス席など、まだまだ魅力的な座席が色々あるので、コンプリートするまでは乗り続けたいなと思いました。
日光に行くならスペーシアXで行ってみることをおすすめします!
最後までお読みいただきありがとうございました!